Yellow Data(イエローデータ)

Mission

調和とは争うのではなく都合しあうこと

調和のある世界とは、あらゆる生物が自然と共生しながら自らの適した居場所(ニッチ)を棲み分けるように、各々の最適なフィールドを探索し、最適生存の方法を生み出すことだと思います。争うのではなく都合しあう、お互いの最適生存の方法を探り合う、そういう優しさが、自然とともに生きてきた東洋の文化、日本文化の根底に流れていたのではないでしょうか。本当のアイデンティティとは、オリジナリティとは、自らの幾つかの必然的な条件と特性の上に成り立っているものです。私たちは、商環境、住環境、自然環境に、調和の精神を求めて、最適生存の方法を考え創りだしたいと思います。そして、この調和の精神を次世代に伝えていくことを、ミッションとします。

《イエローデータの由来》

イエローデータという名は、絶滅危惧動植物の資料集、レッドデータブックに触発されて命名しました。私たちの文化やこころがレッドデータになってしまう危険を危惧し、啓発の意味が込められています。

“Red Data Book”とは、
絶滅のおそれのある野生動植物の種に関する報告書。名称は、IUCN(国際自然保護連合)が初めて発行したものの表紙に、赤い紙が使われていたことによる。我が国では当時の環境庁が、動物について平成3年に「日本の絶滅のおそれのある野生生物ーレッドデータブックー」を発行している。

デザインから地域文化と食を考える。

デザイン会社イエローデータから運営会社太極舎へ
そして、東北ブランディングへ

日本文化の素晴らしさをデザインを通して表現するために,様々な分野でアートディレクション及びデザインを行う会社として1998年にイエローデータを設立しました。現在は、株式会社太極舎を設立し、デザインと両立しながら日本の地域文化を支える組織として、運営していこうと思っています。

日本の老舗の技術力を生かす伝統と進化を共存させる商品ブランディング、日本の地域が持つ「郷土力」をテーマにした日本各地の旅館、飲食店などの商環境の企画から設計、備品計画に至るトータルプロデュースを主な仕事とし、自社のブランドとして地域の工芸技術を生かした良質な日本の暮らしを提案する「風流生活」というブランドをつくり、そして2015年からは、地域の食材を活用したクラフトビールの製造を始めました。
東北の里山里海の美しさをもっと認識し、観光やまちづくりに生かすことも考えたいと思います。
これらの事業が、やがて地域の雇用や文化の継続、新しい経済を生み出し、新しい観点にたった持続可能な資産になる仕組みとなることを願っています。

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